瑠璃光院 白蓮華堂
『花音痴』
2016-02-24
秋にも同じ事を言っていた気がいたしますが、
くしゃみが出始めると春を感じます。
スギ花粉…そろそろ気配を感じ始めたのではないでしょうか。
花粉と長年戦ってこられた方には今更なお話だとは思いますが、
花粉対策は症状が出る前に始めることが大切です。
私も1月から花粉症薬の服用を開始いたしました。
皆さまにも早め早めの対策をお勧めいたします。
さて、この季節といえば梅の花の開花時期ですね。
桜も良いですが、梅もまた違った風情があります。
とは言っても、私自身は、
時折梅と桃の見分けがつかなくなる大変残念な感性の持ち主ですが…。
これから春に向けて花見のシーズン。
これではいかんと危機感を感じたので、
先日梅・桃・桜のそれぞれの違いについて調べてみました。
まず、枝に対する花のつき方が異なるようで、
梅は一節に一つ、桃は一節に二つ、
桜は一房にたくさんの花がつくようになっているとの事。
なるほど。
梅桃に比べて、満開の桜に感じるたわわ感は
根本的に花量が多いという事だったのですね。
また花びらの形も異なります。
誰もが想像しやすいのは、先が割れた桜の花びらではないでしょうか。
これに対し、桃の花びらは先が尖っており、
梅の花びらは丸くなっています。言われてみると…という程度ですが、
確かに思い返すとそうだった気がいたします。
あくまでぼんやりとした印象ですが。
同じバラ目バラ科サクラ属でも、
思ったよりはっきりとした違いがあるのですね。
他にも相違点はいくつかあるようですが、
特殊な種類でない限り大体これらの特徴で見分けがつくとの事。
これで、今年の花見もこわくありませんね!
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