瑠璃光院 白蓮華堂

日曜仏教礼拝(9月13日・永楽先生)

2015-09-13

和讃のひかり━━利他の信楽うるひとは

利他の信楽うるひとは

願に相応するゆへに

教と仏にしたがへば

外の雑縁さらになし

高僧和讃 善導大師賛


語句の意味


①利他の信楽

自利利他は自分を利益するとともに

他をも利益すること。

仏の慈悲のはたらき。

②願に相応

一切衆生をすくうという阿弥陀仏の願いにかなっている。

③教と仏語

教はお釈迦さまの教え。

仏語は釈迦の教えが真実であると証明する諸仏の言葉。

④外の雑縁

阿弥陀様の信心以外の雑多な因縁。

煩悩や異学や異なった見解、まじないなど。

 

和讃の意味


「阿弥陀様のことを信ずるひとは、阿弥陀様の願いに

かなっていて、お釈迦様の教えや諸仏の説くことにも

沿っているので、その信心はしっかりしていて、

外からのいろんなことにも少しも乱されることはない」

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