瑠璃光院 白蓮華堂
2015年09月13日
和讃のひかり━━利他の信楽うるひとは 利他の信楽うるひとは 願に相応するゆへに 教と仏にしたがへば 外の雑縁さらになし 高僧和讃 善導大師賛
自利利他は自分を利益するとともに 他をも利益すること。 仏の慈悲のはたらき。 ②願に相応 一切衆生をすくうという阿弥陀仏の願いにかなっている。 ③教と仏語 教はお釈迦さまの教え。 仏語は釈迦の教えが真実であると証明する諸仏の言葉。 ④外の雑縁 阿弥陀様の信心以外の雑多な因縁。 煩悩や異学や異なった見解、まじないなど。
和讃の意味
かなっていて、お釈迦様の教えや諸仏の説くことにも 沿っているので、その信心はしっかりしていて、 外からのいろんなことにも少しも乱されることはない」 |
2015年09月10日
新宿瑠璃光院白蓮華堂ではお昼休みの時間を 有効活用していただくために、『昼活』を実施しています。 寺院ならではの『昼活』ということで、坐禅と薬膳粥を ご提供いたします。 JR新宿駅徒歩3分で坐禅ができる貴重な機会ですので、 ぜひご参加ください。
開催日時:毎月第3木曜日(次回9月17日) 11:30~14:00(時間内自由参加、所要時間40分)
場 所:新宿瑠璃光院 白蓮華堂4階「空ノ間」、3階「伎楽天ノ間」
懇 志:シルクロード文化保存顕彰事業のためにワンコインチャリティ
参加方法:事前に下記までご連絡ください。
新宿瑠璃光院 白蓮華堂 tel:0120-517-177(担当:武藤) |
2015年09月09日
長く続くと思われた暑さもいくらか和らぎ、 秋の気配が強く感じられるようになってきました。
お彼岸の季節になりますと、鮮やかな赤で目を引くヒガンバナが 田畑の周辺や河川敷、墓地周辺に咲き始めます。
ヒガンバナには、様々な異名があるのをご存知でしょうか。 日本での別名は千以上あるといわれており、主なものとしては、 曼珠沙華・幽霊花・天蓋花・毒花・剃刀花・狐花などが挙げられます。
これらは花の姿や特性、花の咲く時期、さらには仏教の経典の サンスクリット語から呼ばれるようになったと考えられています。
ヒガンバナは花が咲き終わったのち葉が出て、春ごろに葉が枯れると 翌秋まで地表には何も出ない、という不思議な咲き方をします。
また、水溶性の毒が球根にあります。さらには種子ではなく、 株分けで増えると考えられています。そういった姿や特徴から、 いろいろな呼び名がついたのではないでしょうか。
日本では不吉と忌み嫌われることが多いヒガンバナですが、 特性を利用するために人為的に植えられてきた背景があり、 意外にも私たちの生活圏に身近な花だと言えますね。
涼しくなってきたとはいえ、まだまだ日中は暑い日もありますので、 お体にお気をつけてお過ごしください。 ご来院、お待ちしております。 |